『執事』(原作:枢やな)とは、2006年10月号より
月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)連載中の、
全世界シリーズ累計3,500万部を超える大人気漫画です。
19世紀後半、ヴィクトリア朝時代の英国を舞台に、
名門貴族の若き当主に仕える全てにおいて完璧な執事の物語を描き、
そのゴシックで華麗なヴィジュアルと、ミステリー・アクション・ギャグが
ふんだんに盛り込まれたエンターテインメント性の高いストーリーは
若い女性を中心に絶大な支持を受けています。
2009年の舞台化以降、これまで8度に渡って舞台化され
「生執事」と呼ばれ好評を博しています。
世紀の英国。ヴィクトリア女王の<裏>の仕事を請け負う
<悪の貴族>ファントムハイヴ家の万能執事、セバスチャン。
その正体は悪魔。
呪われし運命に立ち向かう孤高の若き当主シエルとの契約のもと、
シエルの影となり、裏社会の事件を闇で片付けている。
ある日、女王のいとこであるクレメンス公爵の息子デリックが
去年の夏休みから帰省しておらず、
その原因を調査してほしいと女王より依頼の手紙が届く。
セバスチャンとシエルはデリックが通っている
名門寄宿学校の先生と生徒になりすまし、潜入調査を開始。
寄宿学校という、伝統と戒律に守られた閉鎖空間に潜入した二人が辿り着いた真相とは——。